安全な営業のために:
推奨する対策の提言

~飲食店全般の皆さま・
お客様の皆さま~

飲食店全般とこれらの従業員への提言

はじめに

調査に協力していただいた接待を伴う飲食店では、感染対策について様々な努力をされていました。これらのお店からわかったこと(感染対策でできていた点、できていなかった点)は、一般の飲食店にも当てはまることも多くありました。

このサイトでは、本研究で得られた知見などに基づき、飲食店全般で「守っていただきたい5つのポイント」を作成しました。各店舗でどの程度対策ができているか、今後対策するとしたらどういった点に注意したらよいかをご紹介します。

1. マスクの
食事の時以外はマスクをお願いする、従業員はマウスシールドは(マスクの代わりとしては)使用しない

感染リスクをさげるために

伺った店舗の従業員の皆様の多くは可能な限りマスクを着用していました。しかし、残念なことにどの店舗も、お客様のマスク着用率が数割程度と非常に低い状況でした。飲食店全般でも、お客様のマスク着用率は同様または(食事をする際に一時的に外す必要があるため)もっと低いのではないでしょうか。

症状のあり、なしに関わらず、お互いにマスクをすることで、感染リスクが下がるとされており、お互いにマスクを着用することが、この感染症の拡大を防止するために大変重要となります。

店舗にできることとしては、例えば、お客様が来店した時点で、食事を待っているときや食事が終わったあとにマスクをするように事前にお願いしたり、お客様に「マスクをしてください」、とお願いしたりするのが難しい場合は、ポスターなどの掲示物でお願いするのも一案かもしれません。私たちも、このサイトを通じて、マスクの着用をお客様への提言(お願い)をしています。

データでも証明されています

複数の国の調査・研究報告から、ユニバーサルマスキング(全員がマスクを着用すること)がすすめられています。
例えば、米国の疾病予防管理センターは、様々なエビデンス(アウトブレイクの調査、観察疫学研究、実験室での検証実験等)をもとに、総合的に評価がされています。お互いにマスクをつけることによって市中での流行を抑え、他人に感染させるリスクも、自らが感染するリスクも減らせる可能性があるといわれています(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/more/masking-science-sars-cov2.html)。

マウス/フェイスシールドではなくマスクを

マスクは布マスクでも構いません。ただ、マウスシールドや(マスク無しの)フェイスシールドは予防効果が認められていませんのでマスクの着用をお願いします。

2. 店のをする

空気の循環路をつくりましょう

店舗では、なかなか窓を開けておくことができにくいかもしれませんが、換気扇やサーキュレーターなどを用いて店舗の入り口に向けて空気の循環路を作り、可能な限りの換気をしてください。

メンテナンスも忘れずに

換気扇の掃除やメンテナンスを忘れがちですが、有効な換気のためには重要ですので、定期的なメンテナンスをお願いします。

3. 手指衛生を行う

伺ったお店では、手指衛生(手洗いやアルコールなどによる手の消毒)についての意識は非常に高いと感じられました。
ただ、2点改善できる点がありました。

消毒剤は、成分表示の確認を

手指衛生の消毒剤を不適切に使用している店舗がありました。

原則として手指衛生は
・アルコール製剤(アルコールの濃度に注目してください。最低60%、できれば70%以上で消毒効果があるといわれています。)
・流水と石鹸による手洗いが良いとされています。広告記載に惑わされずに、成分表示を確認しましょう。

感染する可能性を考慮したタイミングで

ふさわしいタイミングでの手指衛生ができていない従業員がいらっしゃいました。

環境消毒をすることで満足してしまいがちですが、それだけでは不十分です。ウイルスの付着した手で顔を触ってしまうことで、ウイルスに感染する可能性があります。顔や口に入るものに手で触れることは避けられませんので、多数の方が触るものを触る前後や、テーブルを離れる際やテーブルに着く前には手指衛生を必ずしましょう。

4. 体調管理をする

おもな症状

以下のチェックリストを参考にしてください。

チェックリストをダウンロード

感染予防には発症のタイミングでの対応が大事

新型コロナウイルス感染症は無症状の人(症状が出る前の人も含む)でも他人にうつしてしまう可能性があるとされています。
しかし、発症の前後が一番ウイルス量が多いと考えられていますので、発症のタイミングで対応することも大変重要です。
伺ったお店では、発熱のチェックをしている店舗は多かったですが、これを記録をしている店舗は少なかったです。

チェックリストで毎日記録、体調の変化を見逃さない

特に、感染しても発熱がない場合や発熱が1日だけの場合も多いですので、
事前に症状(のどの痛み、咳、倦怠感、味覚嗅覚障害など)を含めたチェックリストを用意し、毎日店舗で記録をしましょう。
症状に当てはまる従業員がいれば、お店や他の従業員、お客様のために休んでもらうようにしましょう。

熱が下がっても安心しない

発熱して翌日下がったからといって、安心せずにお休みして医療機関を受診をするようにしましょう。

5. 弱い人を

重症化する可能性は誰にでもある

若年者や基礎疾患のない人では重症になることは少ないとは言われています。しかし、ごくまれに重症化する可能性があります。
インタビューでは、感染した従業員で呼吸が苦しくなり酸素が必要なほどになった方もいらっしゃいました。また、味覚嗅覚障害や息苦しさ、倦怠感などの後遺症が続く方もいらっしゃいます。
これらのことは、自分にも起こり得る可能性があることも心に留めておいてください。

感染症の拡大で、大事な人を失う可能性があることを忘れない

また、自分の周りに高齢者や基礎疾患のある方がおらず、直接的に関わらない人が重症化することまでは気にしていられない、と思うかもしれません。 ただし、この感染症がいずれ拡大することで、大切な家族などが感染し、重症化するかもしれませんので自分のことと思っていただくことが重要です。

感染しない、感染を拡げない、病院の治療を必要とする人たちを守ろう

新型コロナウイルスで多くの人が重症化すると、病院のベッドがいっぱいになり、他の病気やけがの人の治療ができなくなる可能性もあります。皆様が対策することはこれらに直接関係がないように見えますが、皆様が感染をしない、感染を拡げないことが、巡り巡って弱い人を守ることになるのです。

終わりに

大変な時期が続きますが、これらのポイントをふまえて、可能な範囲で感染リスクを下げるということを目標に、感染症対策を行うことが重要です。

飲食店全般のお客様への提言

はじめに

調査に協力していただいたお店では、感染対策について様々な努力をされていました。これらのお店からわかったこと(感染対策でできていた点、できていなかった点)は、一般の飲食店にも当てはまることも多くありました。

このサイトでは、本研究で得られた知見などに基づき、飲食店全般のお客様に「守っていただきたい5つのポイント」を作成しました。皆様がどの程度対策ができているか、今後対策するとしたらどういった点に注意したらよいかをご紹介します。

1. のマスクをする

感染リスクをさげるために

伺った店舗の従業員の皆様の多くは可能な限りマスクを着用していました。しかし、残念なことにどの店舗も、お客様のマスク着用率が数割程度と非常に低い状況でした。飲食店全般でも、お客様のマスク着用率は同様または(食事をする際に一時的に外す必要があるため)もっと低いのではないでしょうか。

症状のあり、なしに関わらず、お互いにマスクをすることで、感染リスクが下がるとされており、お互いにマスクを着用することが、この感染症の拡大を防止するために大変重要となります。

特に居酒屋やレストランで一般的なように、至近距離で会話をする際には、マスクをしないと感染リスクが高くなります。

例えば、食事を待っているときや、食事が終わったあとに、同席の方とおしゃべりする際にもぜひマスクをすることを心がけて下さい。そして、食事とおしゃべりの時間を分けるのも可能な範囲でできればいいです。

データでも証明されています

複数の国の調査・研究報告から、ユニバーサルマスキング(全員がマスクを着用すること)がすすめられています。
例えば、米国の疾病予防管理センターは、様々なエビデンス(アウトブレイクの調査、観察疫学研究、実験室での検証実験等)をもとに、総合的に評価がされています。お互いにマスクをつけることによって市中での流行を抑え、他人に感染させるリスクも、自らが感染するリスクも減らせる可能性があるといわれています(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/more/masking-science-sars-cov2.html)。

マウス/フェイスシールドではなくマスクを

マスクは布マスクでも構いません。ただ、マウスシールドや(マスク無しの)フェイスシールドは予防効果が認められていませんのでマスクの着用をお願いします。

2. 酔い

感染対策への意識が崩れないために

しらふであれば感染対策ができている人も、酔ってしまえば、マスクの着用をはじめとした感染対策が甘くなってしまい、感染リスクが高くなってしまいます。感染対策への意識が崩れないよう、ほどほどの飲酒にしておきましょう。

3. 調は行かない

感染を拡げないために

新型コロナウイルス感染症は無症状の人(症状が出る前の人も含む)でも他人にうつしてしまう可能性があるとされています。しかし、発症の前後が一番ウイルス量が多いと考えられていますので、発症のタイミングで対応することも大変重要です。自分自身や従業員、あなたの周りの人々のためにも体調が良くないときは、外食はしないようにしましょう。
また、発熱して翌日下がったからといって、安心せずにお休みして医療機関を受診をするようにしましょう。

4. 3密を避け、流行状況に応じたを守る

日々変化する状況を確認する

流行状況は日々変化しており、政府や自治体は流行状況に応じて強弱をもった対策をお願いしています。
参考となるウェブサイトを本ページ内に載せていますので、これらを参考にしてみてください。

5. 店舗の感染対策にをする

店舗が安心して営業できるように

調査に協力していただいお店では、感染対策について様々な努力をされていました。店舗や従業員はお客様に安心して楽しんでもらおうと、様々な感染対策を実施しています。
お客様も是非正しい感染対策をすることで、店舗が安心して営業できるように協力をお願いします。

終わりに

大変な時期が続きますが、これらのポイントをふまえて、可能な範囲で感染リスクを下げるということを目標に、感染症対策を行うことが重要です。